インターネットが普及し、ホームページが欠かせない存在になってきました。しかし、ホームページ制作はコストがかかるため、予算を抑えたいという方も多いでしょう。
本記事では、ホームページ制作のコストについて詳しく説明します。
ホームページ制作から運用に必要な費用は大きく分けて、以下3つに分かれるよ。
①サイト制作にかかる費用
②SEOやマーケティングにかかる費用
③維持(メンテナンス)にかかる費用
目次
①ホームページ制作に必要な費用
ホームページの制作費用は、制作する規模や機能によって異なる
まずホームページ制作のコストは、制作の規模や機能によって異なります。
静的なページで、比較的小規模な場合
静的なページで構成される小規模なサイトの場合、数十万円から数千万円程度が相場となります。
静的なページとは、HTMLなどの固定されたコードで構成され、ユーザーがアクセスしたときにサーバーからそのまま表示されるWebページのことを指します。
静的なページで構成されるサイトは、コンテンツが変更されない限りは、毎回同じ情報を表示します。静的なページで構成されるサイトは、静的なHTMLファイルを使用して構築することができ、作成、更新が簡単であるため、小規模なサイトなどでよく使用されます。
動的なコンテンツを扱う、比較的大規模なサイトな場合
一方、動的なコンテンツを扱う大規模なサイトの場合は、数百万円から、中には数億円程度が必要になることもあります。
動的なコンテンツを扱うサイトとは、サイトにアクセスしたユーザーに対して、リアルタイムにデータを取得し、表示するサイトのことを指します。動的なサイトは、CMS(Content Management System)やフレームワーク、データベースなどを使用して開発されます。
例えば、ECサイトやSNSなど、ユーザーがアクセスするたびに異なるデータを表示するサイト、ログインしているユーザーに対してカスタマイズしたコンテンツを表示するサイト、データベースから取得した情報を使って、実際にデータを処理し、表示するサイトなどがこれに該当します。
ホームページの制作費用は、使用するツールや環境によって異なる
ホームページ制作のコストは、使用するプラットフォームやツールによっても異なります。
日本でサイト制作によく使用されているプラットフォームやツールには、WordPress、Wix、Squarespace、Shopify、Joomla、Drupal、Magentoなどがあります。
これらのプラットフォームやツールは、CMS(コンテンツ管理システム)として使用され、ユーザーが簡単にサイトを作成・編集することができる機能を持っています。
また、デザインテンプレートや拡張機能などが豊富に提供されているため、小規模なサイトから大規模なサイトまで幅広いニーズに対応できます。
WordPressやWixなどのCMSを使用する場合は、テンプレートを使用して制作することで、コストを抑えることができます。これらのCMSは、無料から有料のプランまで提供されているため、予算に合ったものを選ぶことができます。
また、独自にデザインや機能を開発する場合は、開発費用がかかります。これは、開発するコンテンツや機能によって異なりますが、一般的には数十万円から数千万円がかかります。
さらに、ホームページ制作には、ドメイン取得やサーバー管理費用もかかります。ドメイン取得には数千円程度がかかりますが、サーバー管理費用は月額でかかります。
下記がホームページ制作費用に含まれるものだよ。
- デザイン制作費用
サイトのデザインを制作するために必要な費用で、デザインの見た目や構成、レイアウトなどを決める費用です。
- コーディング費用
サイトのコーディングを行うために必要な費用で、HTML、CSS、JavaScriptなどを使用してサイトを制作するための費用です。
- コンテンツ制作費用
サイトに掲載するコンテンツを制作するために必要な費用で、文章、画像、動画などを制作するための費用です。
- ドメイン取得費用
サイトにアクセスするために必要なドメインを取得するために必要な費用で、年ごとに取得する必要があります。
- サーバー管理費用
サイトを公開するために必要なサーバーを管理するために必要な費用で、月ごとにかかります。
②マーケティングに必要な費用
ホームページの制作段階から公開後には、SEO対策やマーケティングにも費用がかかります。
SEO対策は、検索エンジンによって検索結果に表示されるようにするためのオプティマイズ作業で、キーワードの選定、メタタグの設定、コンテンツの最適化などが含まれます。
これらの作業は、検索エンジンによって検索結果に表示されるようにするために必要ですが、コストがかかります。SEO対策の費用は、サイトの規模や、対策を行う期間によって異なり、数百万円から数千万円程度が相場となります。
Webマーケティングは、ホームページの商品やサービスを広告などを使って宣伝することで、SNS広告、Google AdWords、バナー広告などが含まれます。これらの広告は、ターゲットに合った人に対して効果的な宣伝を行うことができますが、コストがかかります。
小規模な中小企業の場合、数十万円から数千万円程度が一般的で、大規模な企業の場合は、数千万円から数億円程度が必要になることもあります。
ただ、これらはあくまで相場であり、実際の予算は事業の規模や目的によって大きく異なることがあります。
下記のようなマーケティング費用が必要だよ。
- SEO対策費用
サイトを検索エンジンによって検索結果に表示されるようにするためのオプティマイズ作業をするために必要な費用で、キーワードの選定、メタタグの設定、コンテンツの最適化などが含まれます。
- マーケティング費用
サイトを広告してアクセスを増やすために必要な費用で、SNS、SEOなどのオンライン広告、オフライン広告などが含まれます。
③維持(メンテナンス)にかかる費用
まず、サーバーを管理する費用が必要です。
サーバー管理費用は、使用するサーバーのタイプやスペック、利用するプランなどによって異なりますが、一般的には、共有サーバーの使用であれば月額数千円程度から、専用サーバーを使用する場合は月額数万円から数十万円程度がかかります。大規模なサイトやトラフィックが多いサイトの場合は、さらに高額な費用がかかることもあります。
次に、メンテナンスやアップデートも必要になります。
ホームページ制作後も、ソフトウェアのアップデートやセキュリティ対策などを行う必要があります。適切なメンテナンスやアップデートを行うことで、サイトの機能やセキュリティを維持し安定的にホームページを運用することができます。
ホームページの保守費用の相場は、サイトの規模や機能、使用するプラットフォームなどによって異なります。一般的に、静的なページで構成される小規模なサイトの場合は、月額数千円から数万円程度が相場となり、動的なコンテンツを扱う大規模なサイトの場合は、月額数万円から数十万円程度が必要になることもあります。
ホームページの保守サービスを選ぶときは、下記のポイントを確認するといいよ。
- セキュリティ対策
ホームページにアクセスする人々が個人情報を入力することができるため、個人情報保護に対応したセキュリティ対策が必要です。
- コンテンツの更新
コンテンツの更新は、ホームページの更新頻度によって異なりますが、検索エンジンに対して良い影響を与えるため、定期的に更新を行うことが望ましいです。
- バグの修正
使用中に発生するバグの修正は、サイトの運用上必要な作業です。
- アクセス解析
アクセス解析は、サイトのアクセス状況を分析し、サイトの運用に役立てるために必要な情報を収集することができます。
- カスタマイズ
企業のニーズに合わせてカスタマイズを行うことができるサービスが望ましいです。
- スケジュール管理
保守作業を行うためのスケジュールを管理し、作業が遅れないようにすることが重要です。
- カスタマーサポート
保守サービスを提供する会社が、問題が発生した際に迅速に対応してくれるサポートを提供できることが重要です。
- 保守料金
保守料金を比較し、所望のサービスを提供している中でコストパフォーマンスの良いものを選ぶことが重要です。
ホームページ制作に必要なコスト一覧
- 制作に必要な費用
静的なサイト(小さ目のサイト)の場合:数十万円から数千万円程度
動的なサイト(大き目のサイト)の場合:数百円から数億円程度
- デザイン・機能開発費用
数十万円から数千万円
- ドメイン取得費用
数千円程度
- SEO対策費用
数十万円から数千万円程度
- Webマーケティング費用
小規模な中小企業の場合:数十万円から数千万円程度
大規模な企業の場合:数百万円から数億円程度
- サーバー管理費
共有サーバーを使用する場合:月額数千円程度
専用サーバーを使用する場合:月額数万円から数十万円程度
- 保守・メンテナンス費用
静的なページで構成されるサイトの場合:月額数千円から数万円程度
動的なコンテンツを扱うサイトの場合:月額数万円から数十万円程度
小規模事業者の2度目以降のホームページ制作予算は50万から
全国の小規模事業者(経営者やWeb担当者)へ回答をいただいた、弊社独自のアンケートによると、はじめてのホームページ制作の場合、かける予算は20万円から。2度目のホームページ制作以降は、50万以上が多いようです。
はじめてのホームページ制作の場合
・20万以内 | 41.7% |
・50万以内 | 20.8% |
・100万以内 | 20.8% |
・200万以内 | 8.3% |
・わからない | 4.2% |
・価値があるならその分出してもいい | 4.2% |
2度目以降のホームページ制作の場合
・20万以内 | 14.3% |
・50万以内 | 28.6% |
・100万以内 | 21.4% |
・200万以内 | 7.1% |
・200万以上 | 7.1% |
・わからない | 21.4% |
下記リンクから、ホームページ制作費用の比較表が入った資料をダウンロードできるよ。
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Webマーケティングのためのホームページ制作会社選びの前に考えておくべきこと
まとめ
今回は、ホームページ制作のコストについて詳しく説明させていただきました。ホームページ制作のコストは、制作の規模や機能、使用するプラットフォームによって異なります。小規模なサイトの場合は数百万円から数千万円程度、大規模なサイトの場合は数千万円から数億円程度が必要になることがあります。
CMSを使用することで、コストを抑えることができます。しかし、独自のデザインや機能を開発する場合は開発費用がかかり、数百万円から数千万円程度が必要になります。
さらに、ドメイン取得やサーバー管理費用、SEO対策やマーケティング費用も考慮する必要があります。
上記の要素はあくまで参考になります。最終的なコストは、制作会社や制作する内容によって異なりますので、制作をお考えの場合は、制作会社によって見積もりを取ることをおすすめします。
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