今でこそインターネットの普及により、【マーケティング】という言葉を目にするコトが増えてきましたが、戦後、日本はここまで発展するにあたって、マーケティングを行わず発展した稀有な国と言われています。その背景には日本人の良いところでもある「人脈・義理・人情」が大きく起因し、他国にはないビジネス文化が根付いています。
ただ、ターゲット企業のキーマンががどの世代なのか?またBtoBにおける商談までのプロセスにおいての情報収集源がインターネットへと変化し、スマホを手にして育った世代が働き出した今、マーケティング活動自体を見直す時期となりました。
そこで今回は【ローカル企業こそWebマーケティングへ取組んでほしい理由】を紹介します。
目次
Webマーケティングがこれからのローカル中小企業経営において必要な理由とは?
●消費者及びターゲット企業の購買行動の変化
最大の理由は「消費者とターゲット企業の購買行動の変化」、この一言に尽きます。
かつては営業マンが保有する商品・業界の知識は顧客側に対し、営業マンのほうが圧倒的に多く「情報の非対称性」が成立していました。しかし現代人は、困った時にまず検索する習慣がつき、情報収集を自由にできるようになり、営業マンの価値は下がり続けてきています。
ゆえに情報収集がインターネットとなった今、製品やサービスの情報をインターネット上でいかに伝わりやすく行うかが、企業の課題といえます。
中小企業がWebマーケティングを行うにあたっての注意点
では先ほどの理由に基づいて、中小企業の経営者はどのような行動をとればよいのでしょうか?
- まず保有するWebサイトの現状を知る。
- 現在、お願いしてる制作会社にWebマーケティングについて相談し、具体的な改善策を検討する。
- 何のためにWebマーケティングを行うのかの、目的をもつ。
- 誰のために届けたいのかを明確にする。
- 目標と現実のギャップを把握し、それを埋めていく具体的な施策を考える。
同時に、自社が取り扱う商品についても各フレームワークを利用して見直してみることも必要です。
時代のニーズを感じつつ、今の営業スタイルに漠然とでも疑問をい抱いているならば…
一度、考えてみていただきたいことがあります。
それは自社における見込み客(リード)は、これからどのようにして自社の商品・サービス情報を知り得ていくのか?という点です。
考えた結果、もし5年、10年先の経営・営業のスタイルや戦略が現状のままでよいのであれば、Webマーケティングの必要性はないのかもしれません。しかし消費者の購買行動の変化や現状の営業スタイルに疑問や改革の必要性があると、何となくでも感じているのであれば、正しい方法で早めに取り組むことをおすすめします。
まとめ
見込み客が自社の製品等に興味を持ち、さらに担当の営業マンに連絡するときには、すでに購買プロセスの60%を終えてるとも言われています。
それくらい消費者の行動は数年前に比べ、確実に変化してきました。マスとの対比で取り扱われてきたデジタルマーケティングも、今では共存が不可欠です。
ただ、経営者がその背景を理解し見据えなければなりません。見据えたうえで「Webマーケティング」を活用する価値は高くシナジーが生まれてきます。
Webマーケティングにもいろいろな「やり方」がありますが、正しい方法であっても、Webマーケティングで成果をだせるようになるには、一朝一夕また制作会社任せでは絶対に成立しません。弊社のようなWebマーケティングに特化した制作会社を利用し、パートナーとてともに取り組むコトが非常に大切です。
そして、なによりも社長が自らが強い意思をもって経営戦略全体のIT戦略の一部として決断する事がもっとも大切です。