Webサイトを持つことで事業への意識も少しずつ変化。 日々の更新から少しずつ運用を始めています
企業profile
企業名:㈱ジェイピー・ネット大分
代表:代表取締役社長 汐月 泰夫
業種業態:事務用機械器具販売
サイトリリース日:2021年8月31日
コピー機やファックス、ビジネスフォンなどオフィスに欠かせない通信機器の販売・リースを行っている【㈱ジェイピー・ネット大分】様。現在、代表取締役の汐月泰夫社長と奥様をはじめ1名のスタッフで、事業を運営されています。
2019年の事業創業以来、初めて自社のWebサイトをつくりたいということで今回、弊社のWebサイト構築プラン【PLUG(プラグ)】で、Webサイトを制作させていただきました。
今回、Webサイトを作るにあたってのエピソードや、実際に初めてWebサイトをもち、運用するうえで見えてきた課題や疑問などもお話しいただけました。私たち制作者側にとっても、非常に参考となるお話となりました。
事業について
汐月社長が通信業を生業とするようになったきっかけは、学生時代に経験されたエピソードがきっかけだったそうです。
通信業のお仕事を始められたきっかけや経緯を教えてください。
きっかけは、20年以上前にさかのぼるのですが当時、兵庫県で起こった「阪神・淡路大震災」のときにちょうど私は大阪の大学に通っていたんですが、その時、地震の影響で住んでいたアパートで使っていた固定電話が、全然つながらない状態になりました。
地元・大分に住む親とも当然連絡がとれない状態となり、2日間位たってからやっと電話が復旧し、まずは地元の親に連絡をしなきゃと連絡を入れたのです。
すると母親が「本当に…無事でよかった。連絡がつかないから心配で心配で」と、泣きながら私に言ったんです。
正直、そのとき私自身は「連絡がつかないから仕方ないよなぁ」とそこまで連絡がとれないことを大ごとと捉えていなかったんですが、その時の母の涙ながらの声を聞いたときに「連絡すること」「伝えること」の大切さを実感したんです。
電話しただけでこんなに喜んでもらえ、大切な人を安心させることができるんだというのが、通信機器の業界で仕事をしようと思った大きなきっかけです。
その後、地元の通信サービス業やオフィス通信機器販売、工事の会社である「ジェイピーネット」さんに12年間勤務した後、のれん分け的なカタチで独立を決意し、現在に至ります。
どういったお客様に、どんな商品を提供しているのですか?
弊社は一般の企業様はもちろん医療関係、個人事業主の方など、幅広い業種のオフィスや事業所で必要な通信機器の販売とリースを中心に事業を行っています。
おもな商材としては、ビジネスフォンやコピー機(複合機)、防犯カメラをはじめ、LAN工事や照明器具など、オフィスや事業所に欠かせない機器や用品を取り扱っています。
業種や事業規模によって、お客様自身も「どんなものが一番最適なのか?」がわからない点も多い業界なので、お客様の職場環境が快適なものにするために、最適なものを提案することを、何よりも大切にしていますね。
Webサイト制作について
独立開業してからしばらくWebサイトは保有していなかったというジェイピー・ネット大分さん。
なぜ、Webサイトを所有しようと思ったのでしょうか。
構築前、Webサイトに対してはどんなお考えでしたか?
独立・開業してからは、慌ただしいのもあり、なかなか自社のWebサイトをもつということに注力できていなかったのですが、時代の流れや同業他社の多くがWebサイトをもっているなかで「そろそろうちもWebサイトくらいは作らないとな」と、漠然とは思っていました。
競合他社も多い業界なので、経営という面から見ても既存のお客様の現状維持だけでは衰退していきますから、新規開拓もしなければならないのが現状です。
となると、今の時代Webサイトを利用して新たな顧客を得ることは、やっぱり必要だというのを考えるようになったのも、Webサイトをつくろうと思った理由のひとつです。
アールに依頼しようと思った経緯や決め手は?
まずはアール㈱の衞藤さんだからですかね。もうかれこれ20年来のお付き合いなんで、人柄も大体わかってますし(笑)。
でも、ただお付き合いが長いというだけではなくて衞藤さんは、うちの会社の強みも弱みも含めて正直に話してくれるし、信頼できるから安心だな、というのが一番大きかったですね。
なので、特に他の制作会社との相見積もりとかもしなかったです。
というか。そういう考えにすらならなかったですね(笑)。「Webサイトを作るなら=アールさん」って最初から思っていたというか(笑)。
PLUGにかかる費用についてはどうでしたか?
費用についてもしっかり説明していただいて、聞いたときは確かに安くはないなとは思いましたが、Webサイトをきちんとつくるならこのくらいはするのかなという印象でした。
補助金を活用できたのも決めてのひとつ
衞藤さんから大分市の「2021年度 中小企業競争力強化支援事業 大分市小規模事業者競争力強化支援事業補助金」という補助金がWebサイト制作に活用できることを聞き、補助金の申請をしました。
手続きなどは少々大変な部分もありましたが、こういったサポートが受けられることも教えていただけたのは大きなメリットでしたし、予算を確保するうえでは非常に助かりました。
しかも、衞藤さんから「すぐに定員に達するので必ず初日に行ってくださいね!」と言われ整理券をとりに朝7時から並びましたがそれでも定員ギリギリでした…(笑)。
PLUGでのWebサイト構築中のはなし
PLUGでの構築を行うときに、私たちとともに構築に向けて原稿作業などをすすめていった際の感想もお尋ねしました。
PLUGでWebサイトを制作する際、やりづらい点などはありましたか?
初めてのことばかりでしたが、最初からアールさんがかなりフォローしてくださったんで、戸惑うことなどはとくになかったです。
必要な原稿などもサンプル(例文)なども教えてくださったり、写真選びなどもお手伝いしていただけたので、特に大きくつまずくこともなく進めさせてもらえましたし、実際に制作にとりかかっていただいてから完成までの期間も「早いなぁ」という印象でした。
Webサイト構築後について
Webサイト構築後、実際に運用するという点においては、いろいろな疑問や課題はあったようです。
実際にWebサイトが完成して出来映えも含めどうですか?
まずWebサイトの出来映えには満足しています!ようやく自分の会社のWebサイトができたな、と。
また漠然としたイメージしか抱いていなかったWebサイトに対して、「ブログ書かないとな」「お客様の声なども更新したいな」と、ちゃんと活用しないとなという意識になってきました。
Webサイトに関しては、おもに妻が担当となってくれて、投稿なども行ってくれています。
Webサイト構築後の疑問を「どうすればいい?」と感じたこることも・・・
ただ実際に投稿するうえで、例えば文章の書き方や引用の仕方だったり、投稿の技術的なことなどでわからないことがあるときアールさんに「こんな初歩的なこと聞いていいのかな?」「忙しそうだしな」と思い、なかなか聞きづらく感じたこともありました。
オンラインチャットツールで「誰にどう聞いたらいいの?」と戸惑うことも
アールさんとやり取りするまでは「ChatWork(チャットワーク)」のようにオンラインのチャットツールを使うことなどなかったので、チャットでのやりとりに慣れないというのはありました。
また「お忙しいだろうなぁ」と、チャットワークで疑問を投げかけるのも何となく敷居の高さもあったりして、わかりづらいことをすぐに聞きづらいなぁというのはありましたね。
でも、こちらの疑問に対しては衞藤さんに限らず、アールのスタッフさんのなかで対応できる方が私たちの疑問点を対処してくださるという仕組みであることを知ったので、今後は記事の投稿や更新作業をするときにわからないときは遠慮せず(笑)、チャットワークに疑問を投げかけていきたいと思います。
あと、これはあくまで提案にはなるのですが、例えばうちのようにWebサイトを構築後、いろんな疑問や課題を持つ方って結構多いと思うんです。そういった方に有料だったり期間限定だったりでもよいので、アフターフォローを手厚くしてくださるプランや仕組みとかがあったらすごくうれしいですね。
今後Webサイトをどうしていきたいですか?
よくいろんな方から「汐月さんの会社ってどんなことをしてる会社なんですか?」と聞かれることが多かったのですが、Webサイトを所有したことで「うちはこんな会社です」ということを、細かく説明せずともわかっていただけるようになりました。
また、先ほども少しお話ししましたが、時代の変化に合わせるという点でも、Webサイトを使って既存のお客様だけでなく新規顧客を増やすための手段として活用していきたいですし、SNSも利用しながら自社の魅力を発信することも考えています。
取材を終えて感じたこと
今回の取材を通して私たちアールが、「お客様の目線に立ったサービスを提供するにはどうすればよいのか」を考えるうえで、大変貴重なお話を伺うことができました。
いただいたご意見を参考に、Webサイトをリリースするまでに限らず、構築後にクライアント企業様が運用するうえで不安や課題を解消しながらマーケティングに取り組んでいけるよう、より良い施策を検討していきたいと思います。