小規模事業者で、ホームページをつくってWebマーケティングをしようと考えている人を対象としたサービス『PLUG(プラグ)』では、ホームページ構築をする際にさまざまな業種を想定したテンプレートが用意されています。
ここでは、そのテンプレート開発にまつわる『PLUG』のホームページ構築へのこだわりについてクローズアップしました。
なぜ現在のデザインにまとまったのか、シンプルなデザインでもWebマーケティングに強い理由はどこにあるのかなど、Webマーケティングを強化したいと願う小規模事業者が選ぶべき『PLUG』のホームページ構築技術について開発チームの岩下に尋ねました。
目次
Google検索の基本事項(旧ウェブマスター向けガイドライン)に準拠した強い基礎を持つホームページ
『PLUG』のホームページを構築するうえで、指針となっているのが、Google検索の基本事項(旧ウェブマスター向けガイドライン)です。
日本ではGoogleやYahoo!、Bingといった検索サイトが主に使用されていますが、その内約9割をGoogleとYahoo!がシェアしています。
Yahoo! JAPANは、Googleから検索結果を借りて順位決定のルール決めをしていることから、検索で上位表示させたいと考えているのであれば、Google検索の基本事項(旧ウェブマスター向けガイドライン)に準拠して作ることが前提となります。
Google検索の基本事項には
- 情報が豊富で便利なサイトを作成し、コンテンツをわかりやすく正確にページに記述すること
- コンセプトに基づいたわかりやすいページ階層となるようにサイトをデザインすること
- パソコン、タブレット、スマートフォンを含む、あらゆる種類やサイズのデバイス向けにサイトをデザインすること
- ページの読み込み時間を最適化すること
など数多くの指針が示されており、Googleはこれらを判断基準として検索順位を決めています。
つまり、これらのガイドラインに沿っていないホームページでは、検索順位が下がりやすい傾向にあり、上位表示されなくなってしまう可能性が高いのです。
Googleの検索に自社サイトが表示されるということは、Webマーケティングのスタートラインに立つことと同じですので、当然ホームページをつくる際には、それらを当たり前のものとして考慮しながら構築しなければいけません。
しかし、Google検索の基本事項に準拠したホームページを構築するには“手間がかかる”ことや、デザイン面で“妥協しなければならない”ことが多々出てくるため、世の中のホームページの多くが、いまだこのガイドラインに準拠できていないというのが実情です。
『PLUG』のホームページは、Google検索の基本事項に準拠したサイト構築を行っていますので、上位表示を実現しやすいホームページと言えます。
世界で圧倒的シェアを誇るCMSを使用
Google検索の基本事項に準拠して構築する『PLUG』のホームページでは、CMS(Contents Management System)にWordPress(ワードプレス)を選んでいます。
CMSとは、ホームページの構築に必要となるテキストや画像、レイアウト情報、デザインなどを一元的に保存&管理できるシステムのことです。
世の中には数多くのCMSが存在しており、最近ではHTMLやCSSなどでコーディングをしなくてもホームページが作れる、ノーコードのCMSも出てきています。
そんな中、『PLUG』ではなぜWordPressを選んだのか?Webマーケティングに最適なホームページ構築に、なぜWordPressが最適なのか?
その理由には、次のようなことが挙げられます。
1.圧倒的なシェアがあること
WordPressは現在全世界にあるウェブサイトの約4割のシェアを誇るCMSです。(https://w3techs.com/blog/entry/40_percent_of_the_web_uses_wordpress 参照)
そのため世界中にユーザーも多く、バグが早く見つかったり、ハッカーが侵入しにくいサイト構造などの情報が、インターネット上に多く出回っています。
そのため、いざ不具合が発生した際の情報収集や対応が素早く行えるのです。
2.時代に合わせたアップデートが行われている
新しいCMSはどんどん出てきますし、世の中のルールが変わることで、使用するCMSのメリット、デメリットも変化していきます。
そうした変化の激しい中でも、WordPressは比較的先々をみて開発されており、時代の流れに合わせて定期的にアップデートが行われているため、未来のことを見据えてもWordPressを選んでおくことにメリットがあるといえます。
3.ホームページの更新、記事の追加がしやすい
ホームページ構築後に「ショッピング機能を実装したい」となった場合や、「お問い合わせフォームを追加したい」など、さまざまなコンテンツを追加したいとなった場合にも対応しやすい拡張性に長けていることも、特徴の1つです。
クライアント目線でいうと、サイトの更新や記事の追加がしやすいことも、WordPressを選んだ理由の一つといえます。
『デザイン面』と『技術面』に徹底的にこだわったプロダクト
現在PLUGのホームページで使用するデザインテンプレートは3種類。基本のベースを選び、そこから画像やテキストを挿入し、メインカラーを変更するなどのカスタマイズを加えて、お客様一社一社にマッチしたサイト構築を行います。
このテンプレートにも、検索で上位表示を実現するための技術者のこだわりが数多く詰まっています。
見やすい・使いやすい・探しやすい
初めてホームページを制作した際、とにかく見た目のデザイン性だけを重視していませんでしたか?
ですが、Google検索の基本事項で求められているのは、利用者にとってより有益なサイトであることです。
ですので、ホームページというのは、デザイン性に走り過ぎず、利用者が見やすく、使いやすく、そして求めている情報を探しやすいサイトにする必要があるのです。
『PLUG』のホームページでは、プロダクトとしての使い勝手を重視し、利用者目線のサイトを構築します。
ページの読み込み速度を重視!
ホームページの読み込み時間は、ページの離脱率を左右する大事なポイントです。読み込みに時間がかかってしまうと、訪れたユーザーが離脱する割合が高まります。
ホームページを訪れたユーザーに、そこから何らかのアクションを起こしてもらうためには、サイトの読み込み速度を1秒でも早くし、閲覧するユーザーに極力ストレスをかけないことが重要です。
サイトの読み込み速度はサーバーの影響も大きいのですが、画像サイズや画像の枚数、外部ファイルなどさまざまな要因が積もりに積もって影響を及ぼします。
デザイン性を重視するがあまり、テキストを全部画像で書き出したり、アニメーションを複数使用するなどをしてしまうと、読み込みが遅くなってしまいます。
『PLUG』のホームページでは、可能な限り「テキストベース」で構築し、バナーなどもCSSというテキスト技術を採用するなどして、この読み込みスピードに考慮したサイトづくりを行っています。
デザイン性との折衷案!
『PLUG』のホームページでは、デザイナーを登用し、Google検索の基本事項に準拠しながらも、できる限りデザイン性の高いサイト構築を目指しています。
ホームページのマークアップとシステム構築を行うフロントエンドエンジニアとしては、極力シンプルで読み込み速度の早いものを目指し、デザイナーはSEOにも配慮しつつ、訪問者の記憶に残るようなデザインを追求しています。
また『PLUG』のホームページは、レスポンシブデザインのため、同じ1つのソースコードで、タブレットもモバイルも見れないといけません。
デザインの共通性を持たせながら、全体のバランスを見つつ、画像のサイズやボタンのデザインなど、細かな部分に至るまで、お互いに落とし所を見つけながら作り上げました。
デザイナーとフロントエンドエンジニア、それぞれのエキスパートが力を最大限に発揮した『PLUG』のホームページは、デザイン性の高さとSEOの両面で効果的なサイトになっています。
Webマーケティングの基礎を『PLUG』で
ホームページは「この機能を追加したい」「デザインをもっとこうしたい」と要望があればあるほど金額がはね上がります。
ですので、建物の耐震性と同じように、ベースとなる基礎部分を初期にしっかりと作り込んでおかなければ、拡張することができなくなったり、サイト自体が崩れてしまうという事態に陥ります。
『PLUG』は未来を想定した、ホームページの基礎を構築します
前述したように、Google検索の基本事項に準拠し、SEO対策も施された『PLUG』のホームページは、ホームページとしての基礎がしっかりと作られており、将来的に事業内容が変わってサイトを修正しなければならなくなった場合や、検索アルゴリズムのアップデートなどが起きた場合でも拡張しやすいサイトになっています。
そのため、『PLUG』でホームページ構築をするだけで、間違いのないWebマーケティングの基礎を手に入れることができるのです。
検索で上位表示されなくなって困っている方、会社の事業内容を知ってもらう状態から一歩踏み出し、顧客に次なるアクションを起こしてもらいたいと考えている小規模事業者様は、ぜひご検討ください。