今回のポイントは「信頼できる制作会社とは?」です。
単に価格やデザインだけでなく、コミュニケーション能力もチェックしておくことをお勧めします。
しっかりとコミュニケーションが取れる相手でなければ、いくら高い技術を持った制作会社でも、自社の目指す、希望とするホームページを制作することができません。
そこで、信頼できる制作会社・担当者かどうか判断するポイントについてまとめてみました。
約束を守る
「時間を守る」「締切を守る」。基本的なのことですが、これが当たり前にできていない人もいます。
時間に遅れると、相手の貴重な時間を奪ってしまうことになります。
仕事をする上で、期限や納期は必ずあります。どんなに品質がよくても、期限を先延ばしにしたり、納期が遅れるようでは信頼できるとは言えません。
時間とは価値あるものだからこそ、時間を守る行動は信頼につながります。言ったことを守るということは、信頼関係を築くために重要なことです。
この約束を守るという、当たり前のことができないような会社は避けたほうが無難でしょう。
メリットだけじゃなく、デメリットについてもきちんと説明してくれる
良いことばかりを告げて、何でもお客様の言う通りする担当者が良いとは限りません。
もちろん、お客様の要望にじっくりと耳を傾けてくれることは良いことですが、ただ自社の抱えている課題をお客様自身が認識していない場合もあります。ですので、お客様が要望してもそれがベストなプランかを検証する必要があります。
そして、提案と同時にデメリットの説明もしてくれるかどうかもポイントの一つです。
何でもやります、できますと言ったり、メリットばかりを強調する制作会社には注意したほうがよいでしょう。
お客様自身も気づいてない課題を見つけ、解決方法を提案してくれる会社を選びましょう。
親身になって助言やアドバイスをしてくれる
例えば、
「今の時代、ホームページくらい持っておかないと」
「単にかっこいいホームページを立ち上げたい」
「とりあえず作るだけでいい」
と考えている方もいるかもしれませんが、しかし、このように考えるお客様は結果的に、
「ホームページを立ち上げたけれど、新規顧客も増えないし、売り上げも上がらない」
という結果になる可能性が高くなります。
どうしても作ることが目的(ゴール)であるかのような錯覚に陥りがちですが、ホームページを作るのは目的ではなく手段の一つです。
商品紹介や会社案内など、単にお店の宣伝がしたいだけなら、ネットではなく、雑誌や新聞広告など別の手段でもいいわけです。
「そもそもホームページを作る目的は何ですか?」
「本当に必要ですか?」
ちょっと言いづらいようなことでも、はっきりと言ってくれる、いい意味でお節介な人の方が安心感を与え、信頼できると言えるでしょう。
一概にホームページと言っても、作る目的によっては有効な手段が大きく異なってきますので、的確にアドバイスしてくれる制作会社を選びましょう。
最後は人間同士。担当者との相性を見極めよう!
高い技術や知識はもちろん大事な要素ですが、最終的には人間性や相性と言った部分も比較するのもいいでしょう。
ホームページ制作の行程では、制作内容の打ち合わせから始まり、電話やメールでのやりとりを重ねて希望とするものに近づけていきます。ですので、コミュニケーションに相当な時間を費やすことになります。
しかしここで、しっかりコミュニケーションが取れる相手であれば、スピーディーに仕事を進めることができます。逆に信頼関係がなければ、ちょっとした確認にもすごく時間がかかってしまったり、仕事の効率に影響が出てしまいます。
信頼関係があるのとないとでは仕事のスピードに大きな差が生まれるので、担当者と意思疎通がしやすいかどうかというのは重要な要素です。
やはり確認するには、直接会って話を聞くのが一番です。訪問した時の言葉づかいや身だしなみ、挨拶一つでも印象は変わってきます。安心してお付き合いができるかどうか、自社のためにどれくらい熱心に動いてくれるか見極めることが必要です。