ビッグデータとは、商用データベースでは処理しきれないくらいの大量のデータのことです。
データの種類が多く、またそのデータの更新頻度が高いのもビッグデータの特徴と言えます。データの種類が多いということは、文字・動画・音声・数値といったものを含めるということです。
これまで商用データベースや統計解析のパッケージソフトでは顧客情報のみを取り扱うことが一般的でしたが、ビッグデータを活用するとなると状況が異なります。ソーシャルメディアでやり取りされるチャットや音声データも含めた、広くインターネット上に存在するデータもマーケティングのために分析できるようになっています。
この技術のおかげで、例えば電子商取引サイトではユーザーがある商品を購入した場合にお勧め商品をサーバーのプログラムが紹介する「レコメンデーション機能」の実装も可能になったのは有名です。
大量のデータをマーケティングで活かすにはインターネット上にあるデータを如何に速く解析するかも重要で、このビッグデータ解析においては、どれだけ質の高いデータベースソフトやハードウェアを使って処理を行うかも大変重要になっています。